李強総理は25日、インドネシアのプアン国会議長と同国国会議事堂で会談した。新華社が伝えた。

李総理は「中国はインドネシアと立法機関間の友好的交流や政党間の交流・協力を強化し、政策面の意思疎通や国政運営面の経験交流を強化し、両国の友好事業がより多くの大きな成果を収める後押しをすることを望んでいる。両国はジャカルターバンドン高速鉄道などの象徴的かつ重要なプロジェクトにおける協力をしっかりと行い、双方向の貿易・投資の円滑化を促進し、公平で友好的なビジネス環境を共に構築し、デジタル経済、グリーン発展、人工知能（AI）といった新興分野で協力を拡大し、より高水準の互恵・ウィンウィンを実現する必要がある。中国はインドネシアと、国連など多国間の枠組みにおける意思疎通や調整を強化し、国際関係の基本準則や、世界貿易機関（WTO）を中心とする多角的貿易体制を共同で維持し、一国主義、保護主義、パワー・ポリティクスに反対し、団結・友誼・協力というバンドン精神を発揚し、世界の平和的発展の事業に安定性と確実性をもたらしていくことを望んでいる」とした。

プアン議長は、インドネシア国会として、今年が両国の国交樹立75周年及びバンドン会議開催70周年にあたることを契機に、先人の事業を受け継ぎ将来の道を開き、両国の立法機関間の交流を強化し、経済・貿易、教育、観光などの分野で互恵的協力を拡大していくことへの期待を表明した。（編集NA）

「人民網日本語版」2025年5月26日