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競泳世界チャンピオンを13人輩出した杭州の体育学校
  ·   2016-08-12  ·  ソース:
タグ: 五輪;リオ;社会
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リオデジャネイロ五輪で、中国に金、銀、銅メダルをもたらした孫楊選手と徐嘉余選手、傅園慧選手は、3人とも杭州陳経綸体育学校出身。現在、杭州の人々にとって、同学校に自分の子供を入学できることは鼻の高いこととなっている。

同校は4年前から注目を集めるようになった。当時、孫楊選手と葉詩文選手がロンドン五輪で活躍。二人の母校である同校が、メディアとネットユーザーの間で瞬く間に大きな話題となったのだ。同校は、名実ともに「競泳チャンピオンたちのゆりかご」となっており、これまでに世界チャンピオン13人を輩出してきた。

中国にはたくさんの体育学校がある中で、同校からこれほど数多くの名選手が誕生した秘密はなんだろうか?

多くの学校が入学希望者を「待っている」のとは異なり、毎年3月初めになると、同校の水泳チームのコーチ全員が杭州市の幼稚園や小学校(一年生のみ)約200校を訪問し、見込みのある子供にインビテーションを発行する。およそ800人の子供たちが幸運にも選ばれることになるが、これで全員が正式に水泳チームのメンバーになることができるわけではない。

その年の夏休みに訓練が行われ、約800人の子供たちはその全ての過程をチェックされ、評価を受ける。そして、一次選抜で約300人にまで絞られる。9月になると、再び選抜が行われ、冬休みまでには最終的に約150人しか残っておらず、その150人が正式に同校の水泳チームの一員となる。

「恐怖」の練習量

1度の練習の練習量は5000-6000メートル、うち有酸素運動が全体の70%を占めており、6-7歳の子供にとっては「恐怖」の時間とも言えるだろう。

有酸素の基礎ができると、選手はその後の成長幅が広がる。例えば、長距離から短距離に変更したり、選手生命が長くなる。今では世界チャンピオンとなっている孫楊選手も、基礎がしっかりし、有酸素の基礎もあることで知られ、これこそが杭州陳経綸体育学校で鍛えられた賜物だ。

同校の学生は寮に住む必要はなく、練習時間は毎日放課後の2時間。1年365日、春節(旧正月)の日も休みはなく、途中であきらめてしまう子供や保護者も多い。これもまた同校のコーチにとっては当たり前のこととなってしまっているという。(編集KN)

「人民網日本語版」2016年8月12日

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