中国では先ごろ、第一弾となる国家公園(ナショナルパーク)が正式に設立され、三江源国家公園とジャイアントパンダ国家公園、東北虎豹国家公園、海南熱帯雨林国家公園、武夷山国家公園が含まれている。これらの国家公園は一般に向けて公開されるのだろうか?また公開された場合、その入場料はどうなるのだろうか?21日、国家公園研究院の唐小平院長は、国務院新聞弁公室が開いた記者会見の席上で、こうした問題について、「公益性を堅持することは、ナショナルパークを建設する上でのコンセプトの1つとなっている。現在の計画に基づき、ナショナルパークにはコア保護エリアと一般規制エリアが設けられる。このうちコア保護エリアは、原則として、科学研究や視察、監視モニタリング活動に限定して立ち入りが許可される。一方の一般規制エリアに関しては、一定の範囲に限定して、一般に向けて公開される。同時に、ナショナルパーク内における観光は、一般的な観光とは異なり、その環境容量に基づいて入場者の上限を合理的に設定するほか、入場予約システムを立ち上げ、運営コストを科学的に見積もり、公益性を体現させていく。そしてこうした方法を通じて、一般の人々がナショナルパークに足を踏み入れ、自然の美を堪能できるようにしていく」とした。新華社が報じた。(編集KM)


「人民網日本語版」2021年10月22日